「上半期ヒットした話題のサービス」爆誕した第5の巨大ポイント経済圏、より使いやすくなった新NISAを徹底解説【2024年上半期ヒットモノ大賞】
流行のサービスは時代を映す鏡。どんなサービスが流行ったかで現代人の気分が浮き彫りになると言っても過言ではありません。というわけで、今回は2024年上半期に大きな話題となったマネー系サービスをご紹介。貯蓄や収入に好影響がありそうなサービスはいつの時代も人気です。サービスと言えばモノと違って生活に密着しているものも多いので、気になったら即体験してみましょう。 ⇒【写真】「2024年上半期ヒットモノ大賞」話題の新NISA、新Vポイントの詳しい画像を見る(全6枚)
【1】大きな改定でより使いやすく!定期的にお金をつみたてて、ほったらかし投資
投資カテゴリー・大賞 「新NISA」 国が「貯蓄から投資へ」を推進したのが約10年前。その話題の中心が「少額投資非課税制度」=NISA(ニーサ)だ。株式や投資信託で得た利益が非課税になることと、比較的リスクが少ないことから多くの人がNISAで投資を始めた。そのNISAが今年改正され、より活用しやすくなったのだ。 大きな変更点は投資枠の拡大と、非課税の期間が無期限になったこと。新NISAの投資枠は一定の投資信託に自動的に積み立てられる「つみたて投資枠」と個別株や投資信託などに投資できる「成長投資枠」の2つ。多くの人は投資信託に定期的に金額を積み立てる、ほったらかし投資を行っている印象だ。 MonoMax誌面でも、NISAを紹介する記事を何度も作成している。記事を作るたびに大きな反響を呼ぶのはもちろん、編集部・スタッフ内でもNISAへの興味が増し、実際にNISAをスタートさせている。
新NISAの2大人気投資先は?
■eMAXISSlim米国株式(S&P500) 投資信託型の金融商品。アメリカの代表的な株で構成される株式指標「S&P500」に連動することを目指す。主なメリットは、①大きく成長を続けてきたアメリカの経済の波に乗れる、②エヌビディア、マイクロソフトなど名だたる世界的企業を中心に投資できる、③投資信託を運用してもらうための手数料・信託報酬が業界最低水準なことなど。 ■eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー) 投資信託型の金融商品。日本を含む世界の先進国や新興国の株式で構成されたMSCIオール・カントリー・ワール ド・インデックスという指標に連動することを目指す。主なメリットは、①これに投資するだけで全世界の株式に投資でき、リスクを分散できる、②投資信託を運用してもらうための手数料・信託報酬が業界最低水準なことなど。
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