オメガ、カルティエ、ジェイコブ&コー。「メットガラ 2024」のスターたちが着用した腕時計のクローズアップ写真が到着!
バリー・コーガンからアッシャーまで。「メットガラ 2024」に出席したスターたちから、US版『GQ』に彼らが着用した腕時計のアップ画像が届いた。 【クローズアップ写真を見る】オメガ、カルティエ、ジェイコブ&コー 5月6日(米現地時間)に開催された「メットガラ 2024」では「Garden of Time(時の庭)」というテーマに相応しく、腕時計愛好家にとっても注目のアイテムが出席者たちの手首を飾った。出席者たちはこのテーマに様々な解釈を施して応え、素晴らしいウォッチスタイルの数々を披露した。バリー・コーガンは、1930年代の懐中時計を含めた合計3つの時計をルックに取り入れた。一方、ブルックリン・ネッツのスター選手ベン・シモンズは、ジェムストーンが施されたパテック フィリップの「アクアノート」に加え、大きな時計がはめ込まれたブリーフケースを携えて登場した。 ウォッチ・エンスージアストにとって、なんと素晴らしい光景ではないだろうか。残念なのは、これらのアイテムがスーツやコートなどの派手なガーメントの陰に隠れてしまったり、単に写真のアングルが悪くてよく見えなかったりすることである。しかし、心配は無用だ。レッドカーペットのベストドレッサーたちは、自分たちの手首を撮影して私に送ってくれたのである。 以下、『GQ』が独占的に入手したクローズアップの数々をたっぷりと堪能していただきたい。 ■バリー・コーガン/オメガ3種 バリー・コーガンとスタイリストのイラリア・ウルビナティは、「時の庭」というテーマから『不思議の国のアリス』に登場するマッドハッター風のスタイルを創り上げた。我々の関心が向かったのは3つのオメガである。「最も特別なのは懐中時計です」と、ウルビナティは言う。「希少で非常に洗練された「ステイブライト」ステンレススティール製のドレスウォッチは30年代に作られたもので、ツートンカラーの文字盤を備えています」 ■ジェレミー・ストロング/リシャール・ミル「RM UP-01 フェラーリ」 口髭を蓄え、ドロップピアスで飾ったジェレミー・ストロングは、リシャール・ミルの熱烈なファンだ。彼は今年、同ブランドが手がけたなかでもとりわけ秀逸なアイテムを身に着けた。「RM UP-01 フェラーリ」は、世界で2番目に薄い腕時計として知られる逸品だ。 ■アッシャー/ジェイコブ&コー「ビリオネア III」ルビー アッシャーが着用したこの時計をアップで写さないなんてもったいない。50万ドル(約7721万円)の値札が付くジェイコブ&コー「ビリオネア III」には、714個ものルビーがちりばめられている。 ■セバスチャン・スタン/カルティエ「クラッシュ」 マイケル・フィッシャーによるスタイリングが決まったセバスチャン・スタンは、近年留まるところを知らない人気ぶりを見せるカルティエ「クラッシュ」を着けて登場。同ブランドのブローチやリングとともに、彼は1993年のプラチナバージョンをチョイスした。 ■キーラン・カルキン/IWC「ポルトギーゼ・オートマティック 40」 IWCの長年のファンであるキーラン・カルキンは、落ち着いたホライゾンブルーの新作「ポルトギーゼ」を着けてレッドカーペットに現れた。アクセサリーの使いこなしにも長けているのが、『メディア王 ~華麗なる一族~』の出演者たちだ。カルキンの数々のリングは、主役の腕時計を圧倒しないところでギリギリ踏みとどまっている。 ■ニコラス・ガリツィン/タグ・ホイヤー「カレラ」60周年 アニバーサリーエディション タグ・ホイヤー好きがたびたび話題となってきたニコラス・ガリツィンだが、「メットガラ 2024」も例外ではなかった。彼は昨年発表された数ある腕時計のなかでも私のお気に入りの一つとなった、パンダ顔のレトロな「カレラ」60周年 アニバーサリーエディションを披露した。 ■ベン・シモンズ/パテック フィリップ「アクアノート 7968/300R-001」 時計がはまったブリーフケースを手に持ったベン・シモンズは、手首を飾る腕時計にも抜かりはない。彼のチョイスは、レインボーカラーのジェムストーンが施されたパテック フィリップの「アクアノート」だ。 ■ジョナサン・ベイリー/オメガ「デ・ヴィル トレゾア」 ジョナサン・ベイリーが選んだのは、オメガによるこの上なくシンプルな三針時計。ベイリーの「デ・ヴィル トレゾア」は、ホワイトゴールドのケースにベゼルに沿ってダイヤモンドが施されている。 ■ドナルド・グローバー/カルティエ「ロードスター」 ドナルド・グローバーとスタイリストのウルビナティは、『アメリカン・サイコ』の主人公パトリック・ベイトマンに着想を得たと話す。彼の身に着けた「ロードスター」は2004年のものかもしれないが、80年代の豪奢な雰囲気が確かに漲っている。 ■モーガン・スペクター/IWC「ポルトギーゼ・オートマティック 42」 過去の「メットガラ」でもあったことだが、レッドカーペットは新作時計お披露目の場としても好条件だ。モーガン・スペクターはIWC「ポルトギーゼ」シルバームーン・バージョンを着用した。 From GQ.COM by Cam Wolf Translated and Adapted by Yuzuru Todayama