お腹のハリやむくみの原因は? スッキリお腹を目指すなら食べない方がいい6つの食品
炭酸水
炭酸水好きには残念なお知らせ。「砂糖がたくさん入った炭酸のドリンクがむくみの原因になることはよくわかっていると思うけれど、砂糖が入っていなくても、炭酸水のシュワシュワとしたガスは、おなかを風船のように膨らませてしまう」と栄養士のシンシア・サス。 もし、炭酸水があなたのおなかの膨満感に影響を与えているのかを確認したいなら、いつもの食事やおやつを炭酸水ではなく、ガスなしの水にしてみて。そして、体に変化があるかを確認して。
ニンニク
ニンニクは前述のFODMAP食品の典型的なもの。FODMAP食品は消化管から血中に吸収されにくいか、全くされないものもある。吸収が悪いため、水分を腸に引き込み、腸内でバクテリアに発酵されることでガスをつくる。 ただ、だからといってニンニクを完全にやめなくても大丈夫。サス氏によると、過敏性腸症候群など一部の人はFODMAP食品に対して敏感だが、全員ではない。自分が当てはまるかどうかは、次にニンニクの入った料理を食べたときに、おなかの調子を意識してみればわかる。
ポップコーン
「ポップコーンは、単純に量を多く食べてしまうので、おなかのハリやむくみにつながる」というのはサス氏。「1人分はだいたい3から4カップと多く、これはテニスボール3、4個分。しかも、こんなにおなかをぽっこりさせるのに、栄養素としては炭水化物がパン1切れ以下」とのこと。もちろん、この膨らんだおなかは一時的なものなので、もし出かける予定がなければ食べてもOK。
ブラックコーヒー
「乳糖不耐症なら、コーヒーにクリームや牛乳を入れればおなかがゴロゴロするのはわかっているはずですが、コーヒー自体もおなかのハリやむくみにつながります」とサス氏。コーヒーは酸性なので、おなかが敏感だと刺激物になってすぐにおなかを膨らせてしまう。そこに砂糖や人口甘味料を入れるのはさらによくないそう。 大事なのは、ヘルシーな食材がむくみやハリの原因になるからといって、むやみにすべてやめる必要はないということ。 「ポイントは、こういった食材をよく意識して食べること」とサス氏はアドバイス。「なにかプレゼンテーションをする前や、タイトな洋服を着る用事があるときなどは、おなかのハリやむくみになる可能性のある食材は食べないほうが賢明」。もちろん、家でのんびりしているのなら、特に避ける必要はない。それに、多くの人にとっておなかのハリやむくみも、翌日には解消している一時的なものなので、うまくつきあっていこう。 ※この記事はオーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。