お腹のハリやむくみの原因は? スッキリお腹を目指すなら食べない方がいい6つの食品
むくみやおなかのハリを引き起こす原因といえば、いくつかの食材が思い浮かぶ。でも、健康のためにいいものを食べているつもりなのに、なぜかおなかが張ったり、むくんだりすることはない? 【写真】むくみや高血圧対策に!カリウムが豊富な食べ物16 実は、むくみはいつでも起こる可能性があるうえに、思いもよらない食材で引きおこされることがある。いつもこれらの食材を避ける必要はないけれど、原因不明のむくみやハリの原因が理解できたら、ちょっとは安心できるのでは? そして体のラインが出る洋服を着る前は、食べるのを控えればスッキリおなかで過ごせるはず。ここからは、オーストラリア版ウィメンズヘルスが調べた、むくみやハリの原因に繋がる、意外な食品をまとめてご紹介。
山盛りのサラダ
サラダの問題点は2つ。まずはその量。ポップコーンのように山盛りのサラダはおなかの中でかなりのスペースを取るので、物理的に少量を食べたときよりも、たとえカロリーは低かったとしても、おなかがふくらむ。 もう一つの問題点は、いくつかの野菜はおなかの不調をおこすことのあるFODMAP(オリゴ糖、2糖類、単糖類、ポリオール)を含むものが多いこと。キャベツ、キノコ類、ニンニクがこれにあたる。もし過敏性腸症候群なら、山盛りのサラダは、おなかにダブルでよくないかもしれないので注意して。
砂糖不使用のガム
栄養士のアシュヴィニ・マシュルによると、砂糖不使用のガムが腹痛やむくみを引きおこすのは、ガムを食べるときに、空気を一緒に飲み込んでしまうから。そして、糖アルコールが含まれているため。糖アルコールは、消化しにくい炭水化物の一種で、大量に摂取するとおなかの調子が悪くなることが多いそう。 糖アルコールは腸内に入ると、発酵を促すバクテリアと出会い、ガスを発生させる。これがおなかのハリ、痛みや下痢につながる。この状態は、乳糖性不耐症の人がラクトースを摂取したときに起きることと同じだそう。糖アルコールは完全に消化できないのでカロリーが低く、砂糖不使用のガムに使われることが多いので注意が必要。 マシュル氏は、「見分けるために“○○ール”で終わるようなものが裏面表記にないかをチェックするように」とアドバイス。よく使われる糖アルコールとして、キシリトール、ソルビトール、マニトール、マルチトール、エリスリトールなどがあるので、次にガムを買うときは見てみて。