中1日“炎の3連投”で「少し肩痛い」東海大相模の剛腕・佐藤碧は国立競技場でも完投誓う
[1.4 選手権準々決勝 明秀日立高 1-2 東海大相模高 U等々力] 東海大相模高の剛腕は、1週間の休息を得た。ロングスローの使い手・DF佐藤碧(3年)は準々決勝でもラインを割るたびに長距離までボールを飛ばしてチャンスメーク。「いま一番注目されているのは自分のロングスローだと思う」と胸を張りつつ「いま少し肩が痛い部分がある」と酷使した現状を明かした。 【写真】福田師王が大胆イメチェン「ライオンじゃん」「圧倒的金ピカ」 初の選手権となった東海大相模で一番目立つ存在だ。佐藤はロングスローで決定機を演出。3回戦・東北学院戦では前半終盤5分間で4連続ロングスローを敢行。4度目で約40m離れた地点からゴール前に投げ込むと、DF塩田航央(2年)のチーム2点目をアシストした。 準々決勝でも長短、角度もさまざまなロングスローを展開。さすがに疲れが蓄積しており、「こんな1日空けて試合はなかったので、連チャンで投げることもなかった。初めて疲労が来た」と悲鳴をあげた。 準決勝の11日までは1週間。しばしの休養を手にした。冬休みが明けることでロングスローの極意を教わったという野球部とも再会。「クラスでもそういう話はあったりするので、そこでまたしっかり教わりたい」と改めてアドバイスを受けるつもりだ。「しっかり1週間あるのでリカバリーして、国立の舞台で観客を沸かせられたら」と聖地での登板に意欲をのぞかせた。