【PFL】いよいよ今週末激突! ボクシングからMMA復帰のガヌー「準備はできている」×ベイダーKOのフェレイラ「2人とも貧しい家庭から生まれた。信じられないようなキャリアを積んで今がある」
2024年10月19日(日本時間20日)、サウジアラビア・リヤドのキングダムアリーナで開催される『PFL Super Fights: Battle of the Giants NGannou vs. Ferreira』(U-NEXT配信)に向け、18日、会見が行われ、王座戦に臨むフランシス・ガヌーとヘナン・フェレイラらメインカード出場選手たちがフェイスオフと意気込みを語った。 【写真】迫力満点のヘビー級のフェイスオフ また、会見でPFLのピーター・マレーCEOは、今回の『PFL Super Fights』に続き、11月29日に『PFL 2024』の各階級決勝大会を同じくサウジアラビアのリヤドで開催することを発表。米国以外で初の決勝戦となる。 会見でマレーCEOは、「サウジアラビアのリヤドへようこそ。今年最大のMMAイベント『Battle of the Giants』に向けて、信じられないような1週間だった。地球上で最も偉大なファイターたちが、ここリヤドでMMAの歴史を刻む。サウジアラビアスポーツ省、サウジアラビアMMA連盟、そしてこのイベントを可能にしてくれたパートナーに特別な感謝を捧げたい。 我々はメガイベントを連発する。11月29日『PFL 2024 World Championship』がここリヤドで開催され、6つの選手権試合、6つのベルト、そして600万ドルの賞金がかけられます。MMA史上、最もリッチな夜のひとつになる」と語った。 ◆『PFL 2024 World Championship』 11月29日(日本時間30日)サウジアラビア・リヤド ▼PFL2024 女子フライ級決勝 5分5R ダコタ・ディッチェバ (英国) タイラ・サントス(ブラジル) ▼PFL2024 フェザー級決勝 5分5R ブレンダン・ラフネイン(英国) ティムール・ヒズリエフ(ロシア) ▼PFL2024 ライト級決勝 5分5R ブレント・プリマス(米国) ガジ・ラバダノフ(ロシア) ▼PFL2024 ウェルター級決勝 5分5R シャミル・ムサエフ(ロシア) マゴメド・ウマラトフ(ロシア) ▼PFL2024 ライトヘビー級決勝 5分5R インパ・カサンガナイ(米国) ドブレジャン・ヤクシムラドフ(トルクメニスタン) ▼PFL2024 ヘビー級決勝 5分5R デニス・ゴルツォフ(ロシア) オレグ・ポポフ(ロシア) そして、いよいよ今週末の10月19日(日本時間20日)に迫った『PFL Super Fights: Battle of the Giants』のメインイベントでは、元UFC世界ヘビー級王者でプロボクシングからMMAに復帰を果たすフランシス・ガヌー(17勝3敗)と、2023年PFLヘビー級王者ヘナン・フェレイラ(13勝3敗3NC)が激突する。 ▼PFLヘビー級スーパーファイト選手権試合 5分5R フランシス・ガヌー(カメルーン)17勝3敗 ヘナン・フェレイラ(ブラジル)13勝3敗3NC) ガヌーは、ヘビー級王者のままUFCを離脱。プロボクシングでタイソン・フューリー、アンソニー・ジョシュアと対戦後、2年9カ月ぶりにPFLでMMAに復帰する。MMAは2022年1月の『UFC 270』シリル・ガーヌ戦での判定勝ち以来。38歳。 対するフェレイラ身長185cmのストライカー。2月の『PFLvs.Bellator対抗戦』では、Bellator世界ヘビー級王者ライアン・ベイダーを21秒KO。Super Fightのベルトを巻いている。34歳。 ◆フランシス・ガヌー「最大の敵は常に自分」 「ヘナンは間違いなくトップだと思う。でも、私の人生において、最大の敵は常に自分だった。土曜の夜、私は彼を捕まえるつもりだし、彼も準備ができているはずだ。 (フェレイラ戦でグラウンドテクニックを見せるかどうか?)これはMMAの試合だから、すべてが見せ場になる。我々はすべてを準備してきたし、すべてが披露されるだろう。彼も柔術の黒帯だから、ある程度の準備はしていると思うけど、私のパンチ力を損なうことはない。 (KOを狙うか?)戦略的に、試合の展開に合わせて戦うつもりだ。私のキャリアではノックアウトを狙ったが上手くいかない試合もあった。ノックアウトを決めたときは、自分が計画したものではなかった。25分間しかないんだから、その25分間で自分のゲームプランを組み立てて、試合に勝つつもりだ」 ◆レナン・フェレイラ「どんな局面でも戦う準備はできている」 「フランシスも私も貧しい家庭から生まれた。私たちは今の地位に到達するまでに信じられないようなキャリアを積んで今がある。世界屈指の強豪と戦えることをとても光栄に思う。間違いなく2人とも完全なファイターだ。打撃もグラップリングもできる。どんな局面でも戦う準備はできている。ファンは素晴らしい試合を期待しているからね。 リヤドとサウジアラビアが信じられないような機会と素晴らしいイベントを提供してくれた。ホスピタリティも素晴らしい。ここでの試合は2度目だけど、大好きだよ。みんな本当によくしてくれるし、すべてのファイターにとって素晴らしい機会だと思う」