「嘘だろ…まだ同じ所に…」外階段に何時間も1人立ち止まっている女性。彼女は本当に実在するのか!? 【作者に聞く】
2024年、ウォーカープラスで読まれた人気記事のなかから「年末年始に読みたい漫画」を紹介。 【漫画】本編を読む 外階段のついたアパートを上ると、隣の家の部屋が見えてしまう。カーテンを開けたまま、隣人と視線が合うこともあった。そんな物件に住んでいた友人の体験を漫画にした退屈健(@taikutsu1)さんの「隣のアパートの外階段」を紹介したい。実話ベースのため、スッキリとしたオチがあるわけではないが、人間の存在が一番怖いという話だ。 ■恐怖!!隠れて証拠動画を撮影したら…カメラ目線だった!! カーテンを開けたままで過ごしていると、隣のアパートの外階段から部屋の中が丸見えになってしまう。そんなアパートに住んでいた友人の話。 あるとき、外階段にずっと立ち止まっている女性の姿が見えたので、カーテンを閉めてトレーニングを続ける事にした。それから1時間が過ぎ、再びカーテンの向こうの女性の存在を確認すると、まだいるではないか。さらに数時間後…まだ同じ場所にいる。一体何をしているのか。もしかしたら、女性は自分にしか見えていないのかも?と友人に電話。作り話ではないかと疑う友人に証拠を見せるため、女性を撮影しようと窓の隙間からスマホのカメラを向けた――。 本作について、作者の退屈健さんは「話を聞いたときは、スッキリと謎が解けたわけではなかったので、怖いより先に心配になりました。本作を描くうえでは、ホラー漫画の描き方はわからないのですが、自分なりに読んでゾッとする雰囲気になるよう描きました」と語ってくれた。 実際に体験すると、とても怖い話だ。特にポストインするところは、読者から雄叫びが上がっていたことに「ありがとうございます!そう言っていただきうれしい限りです。僕自身は描いているときにずっとそのコマを眺めていたら、怖いのか怖くないのかわからなくなってました」と話した。 最後のオチと、女性の不可解な行動。想像を掻き立てられ、怖い話であることは間違いない。 取材協力:退屈健(@taikutsu1)