「東京の悔しさをぶつけた」競泳・瀬戸大也が全体3位 初出場の松下知之も5位で決勝進出を果たす
◇パリオリンピック2024 競泳男子400メートル個人メドレー予選(大会3日目=日本時間28日 ラデファンス・アリーナ) 【画像】瀬戸大也が同い年・大谷翔平との驚きのエピソードを明かす 男子400メートル個人メドレー予選に瀬戸大也選手と松下知之選手が出場。ともに決勝進出を果たしました。 予選1組に登場した松下選手は最初の50mを25秒95とトップのタイムをマークすると、250mのラップタイムでは2分36秒90と5位に順位を下げてしまいます。しかし後半巻き返しをはかり、この組2位の4分11秒18でフィニッシュ。 続く予選2組には、瀬戸選手が登場。100mのラップタイムは、この組トップの54秒49。しかし、その後は後続に詰め寄られると、4分10秒92の3位でフィニッシュしました。瀬戸選手は全体を3位、松下選手も5位で予選を通過。ともに決勝進出しました。 レース後、瀬戸選手は「後半は少し重かったんですけど、東京(五輪)の悔しさをしっかりとぶつけて、決勝に駒を進められて、また真ん中の方で泳げるのでよかったです」とレースを振り返りました。さらに決勝では「この舞台に立てていることに感謝をして精いっぱい一生懸命泳ぎたいと思います」と語りました。 またスタート前には笑みも浮かべていた松下選手は「オリンピックっていうのは自分が小さいころからテレビにこびりついて見ていたような世界だったので、まさか自分が泳げるだけで幸せだなって思いながら、かみしめて泳ごうと思っていました」と初めての五輪の舞台に臨んでいたと明かしました。「すごく緊張していたんですけれども、練習の成果を出すというところで、落ち着いて泳ぐということができた」と予選の泳ぎを振り返ると、決勝に向けて「自分はまだ若手なので、食らいついていけるかっていうところで頑張っていきたい」と意気込みを語りました。