「フルスロットルで100%の品揃え」 山形屋 60回記念「北海道物産展」
鹿児島放送
北海道のグルメを一堂に集めた恒例の「北海道物産展」が鹿児島市のデパートで始まりました。 (平手アナウンサー) 「記念すべき60回目の開催となった『北海道物産展』 今年も開店前から多くの人で行列ができています」 けさの鹿児島市の山形屋前の様子です。「北海道物産展」をめあてに、整理券配布の行列ができ、最終的におよそ350人が開店を待ちわびました。 一方、同じ時間、メイン会場では、北海道の三橋剛副知事も交えた集会が開かれ、スタッフらが士気を高めていました。 開店と同時にできた人の波。中には複数のマイバッグを持参した人もいます。 すぐに行列ができていたのはズワイガニにサケ、ホタテなどの海鮮です! いずれも1500円ほどで購入できる目玉商品で、大量に購入する人が多く見られました。 海鮮丼が人気の「多聞天」はこの物産展におよそ30年出店しています。 (北の味処 多聞天 池田 栄昇 社長) 「おかげさまでまたお客さんも喜んでくれているみたいでですね。嬉しいですね。本当にありがたいです」 札幌市の精肉店「金獅子」からは、北海道道産の牛肉が味わえるステーキ弁当と部位の違いを楽しめる肉寿司が登場です。 こちらは初出店の「笑minaDonuts」 看板商品は北海道産の小麦と牛乳を使用した生ドーナツ。もちもちふわふわの生地にミルク感たっぷりの生クリームが入っています。 このほかジャンボいかめしや札幌ラーメンなどあわせて17社が初出店です。 会場にずらりと並ぶ北海道ならではの商品に、訪れた人は楽しそうに買い物を楽しんでいました。 (来場者) 「イクラとあとサーモン。買いました。見てくださいこれ。たくさん買いました。 これを楽しみにお金を貯めてきてますから」 (来場者) 「鹿児島からだと遠いので、近くでこうやっていろんなものを食べられるのはありがたいなと思います」 60回記念の今回は、メイン会場のほか天文館ベルク広場などあわせて6つの会場があり、全体で115社およそ2700品が並びます。 (山形屋 山口 政博 食品統括部長) 「フルスロットルで100%の品揃えができております。会場を巡っていただいて楽しんでいただけると思っております」 (北海道 三橋 剛 副知事) 「60回の節目というのは、一つの大きな集大成だと思いますので、ご賞味いただいたり、ご購入いただいたり、北海道の魅力をぜひ感じていただきたいなと」 「北海道物産展」は26日までの開催で、12日と19日は店舗を入れ替えるため一部閉場します。