世界のミニバンはもうSFの世界! CGばりの超先進的スタイルをもつ5台を紹介する!!
ヒョンデ・スターリア
最後は中国でなく、こちらも未来感がハンパないヒョンデのスターリア。EVではありませんが、2021年にスタイリングが発表された時点で、やっぱり「エスティマのソックリさん」呼ばわりされていましたが、これはエスティマの先進性、先取のスタイルをほめるべきで、ヒョンデのデザインワークはさほど悪くないどころか、かなりスタイリッシュ! ステルスヘッドライトや、シックスライトのサイドビューもきれいに整っています。未来というより、さらにその先の宇宙船をイメージさせるようなフロントラインなど、日本国内でも「ほしいなぁ」の声がたくさん上がっているようです。といっても、アルファードより大きい全長5255mm×全幅1995mm×全高1990-2000mm(韓国仕様)というサイズはシーンを選びそう。 ただし、スターリアは韓国国内だけでなくアセアン諸国や欧州でのニーズを狙っており、当初の3列7人乗りから、10人乗り(マレーシア)仕様が発売されるなど、しっかりと独自路線を進んでいる模様。 なお、どうしてもほしいという方に向けてマレーシアの10人乗り仕様の価格をご紹介すると17万9888リンギットから20万9888リンギット(約560万~650万円)となり、3グレードが用意されているとのこと。未来チックな10人乗りのわりに、手が届きそうなお値段ではないでしょうか。
石橋 寛