ダニエル太郎、19歳ブロックスに敗れて3大会連続決勝進出ならず[兵庫ノアチャレンジャー]【テニス】
ダニエル太郎、準決勝で敗れ3大会連続決勝進出ならず
「兵庫ノアチャレンジャー」(兵庫・ブルボンビーンズドーム/チャレンジャー100)シングルス準決勝が11月16日に行われ、第2シードのダニエル太郎(エイブル/世界ランク84位)は、アレクサンダー・ブロックス(ベルギー/同249位)に1-6、6-7(2)で敗れ、3大会連続で決勝進出とはならなかった。 【動画】ダニエル太郎は決勝進出ならず 19歳ブロックスがキャリア初のチャレンジャー決勝へ 勝利の瞬間 31歳のダニエルは、10月下旬の台湾・台北で行われたチャレンジャー125で優勝すると、翌週には韓国・ソウルでのチャレンジャー100でも準優勝。連戦の疲労から前週の「ユニ・チャームトロフィー愛媛国際オープン」(愛媛・松山/チャレンジャー75)を欠場し、今大会を第2シードとして迎えた。 初戦で予選を勝ち上がった内田海智(富士薬品/同374位)を接戦の末に下すと、2回戦でマテイ・ドディグ(クロアチア/同269位)、準々決勝で内山靖崇(積水化学工業/同144位)を破って9年ぶりに4強入りを果たしていた。 この日は昨年の全豪オープンジュニアで優勝している19歳のブロックスと対戦。試合の立ち上がりでバックハンドにボールを集めようとしたダニエルだが、「意外とボールが深くてミスも少なかった。そこでタイミングがずれてしまって修正できなかった」と主導権を握ることができず。爆発力のあるフォアハンドを生かされて、1-0から6ゲーム連取を許してセットを失う。 第2セットではボールを散らして的を絞らせずリズムを取り戻したダニエル。しかし、それ以上にブロックスのサーブ、攻撃的な姿勢が崩れることはなかった。ダニエルは最後までブレークチャンスを握れないまま、タイブレークを落として3大会連続で決勝進出とはならなかった。
Tennis Classic 編集部