名古屋名物・小倉トーストで疲れ癒やして 南砺で10月に自転車イベント、名城大生が提供
10月13日に南砺市内で開かれる自転車イベント「ツール・ド・南砺」で、同市と連携協定を結ぶ名城大(名古屋市)の学生たちが名古屋名物の小倉トーストを提供する。「名城エイド」と銘打ち、ゴール地点となる同市城端の城端別院善徳寺で選手を出迎える。29日は本番に向け、善徳寺でトーストを試作した。 名城大の学生たちは昨年もボランティアで参加。出場者の先導役やコースの誘導、食べ物を提供する南砺市内4カ所のエイドなどを手伝った。特にエイドでは、学生たちが出場者を応援し、華やいだ雰囲気となったことから、今年も実行委員会が協力を依頼。学生たちから「名古屋の特色を出したエイドができたらいい」との提案を受け、名城エイドが実現することになった。 南砺市で地域活性化に取り組む同大の学生グループ「なんとかしよまいけ」のメンバーが、トーストにあんことバターを載せた小倉トーストを提供する。代表の前川和人さん(3年)は「甘くておいしいので、糖分を取って疲れた体を癒やしてほしい」と話した。山田清志実行委員長は「昨年は各エイドを盛り上げてくれて大好評だった。ゴールした選手たちに元気を与えてほしい」と期待した。名城大校友会県支部(吉村正雄支部長)が激励金を贈った。 ツール・ド・南砺は、同市城端伝統芸能会館じょうはな座をスタートし、善徳寺まで110キロを走破する大会。参加費は1万円。定員400人で出場者を募集中。問い合わせは実行委、電話0763(77)3180。北日本新聞社共催。