レッドソックス入りの左腕クロシェット 移籍先の縁ある背番号は全て永久欠番
有望若手選手と4対1のトレードで、ホワイトソックスからレッドソックスに入団したギャレット・クロシェット投手が13日(日本時間14日)、オンライン会見に臨み、新天地での意気込みなどを語った。 今年はチームがメジャー新記録の121敗の屈辱を味わった25歳の100マイル左腕は、「熱狂的で野球に詳しいファンが多いレッドソックスで、プレーオフを目指して戦うことが出来ることに興奮している」。記録的な借金80の今季について、「自分にやれることをやって、なんとかチームに貢献しようとした」と振り返った。 ホワイトソックスでは背番号「45」をつけていたが、レ軍では、殿堂入りペドロ・マルティネスがつけた永久欠番となっている。大学時代の背番号「34」は幼少期の憧れの存在、デービッド・オルティスの永久欠番。更に高校時代につけていた「14」は、こちらもジム・ライスの永久欠番と、ゆかりある3つの番号が全て欠番になっている。そのため、新天地では「35」をつけることになったと明かした。 25歳の左腕はまた、「今年は中5日で登板して安定した結果を出すことが出来た。来年は、更にイニング数を伸ばせるようにしたい」と意欲的に語った。 先発補強が優先事項だったレッドソックスは、テキサス州ダラスで開催されたウィンターミーティング最終日の11日(同12日)、トミー・ジョン手術から完全復帰した今季32試合に登板し、チームの低迷で6勝12敗に終わったものの146回投げて209奪三振、防御率3・58で初の球宴選出を果たし、カムバック賞を受賞したクロシェットを獲得。右腕に偏っていた先発陣のバランスが整った。
報知新聞社