〈食べログ3.5以下のうまい店〉希少な「黒タン」に「とろたくキンパ」。“一線を画す”肉に出会える浅草焼肉のホットスポット
小関さん「塩で食べるもよし、また、特製ヤンニョムをつけて食べるもよし。テール肉にうまみがギュギュッと詰まっており、口の中でとろける食感がたまりません。ボリュームもあり、仲間内でスターターとしてオーダー。お酒が進む逸品でもあり、未知なる感動があります。」
ぶつ切りユッケで肉感たっぷり!「ブルスケッタ」
「ブルスケッタ」は、炙りユッケを、ガーリックバターを塗ったバゲットにのせていただく前菜メニュー。ユッケはモモやロースなどの赤身肉を焼肉のタレとニンニクで味付けし、ネギのみじん切りもミックス。肉の味わいをしっかり感じられるよう8ミリ角のぶつ切りにしている。
口に入れるとバゲットの香ばしさと肉の甘みが広がり、さらにバゲットの熱でひんやりしたユッケがとろけていくような感覚も。肉の甘みの余韻をたっぷり楽しめるのは、ぶつ切りならではの贅沢感。ワインなどお酒が進む味わいだ。
小関さん「前菜としてオーダーしたい品で、ユッケ肉がぶつ切りなのがいい! ガーリックバターを塗ったバゲットを程よく焼き、卵黄とぶつ切りユッケとタレを混ぜてオン・ザ・バゲット。混ぜた牛肉ユッケとバゲットのコントラストを目で確認しつつ、あとは口内調理で楽しむべし。ユッケが残るようでしたら、フライング気味にライスをオーダーし、オン・ザ・ライス。甘めのタレ牛肉ユッケと米を体が欲するはずです。」
浅草で一、二を争う上質な肉と、隠れ家風の落ち着いた雰囲気が魅力の「焼肉木村」。焼肉好きはもちろんのこと、従来の大衆焼肉に足を運んでいなかった人も、まずは一度訪れてみてほしい。これまでに経験したことがない、ワンランク上の肉の味わいに出会える。メニュー選びに迷ってしまいそうな場合は、コースでの提供も可能なので気軽にご相談を。
今後は、新たなおいしい部位の肉、デザートメニューの充実も考えているそうなので、さらなる進化も楽しみだ。
焼肉木村
住所 : 東京都台東区浅草2-13-13 1F TEL : 050-5571-9629 ※価格はすべて税込
文:當間優子、食べログマガジン編集部 撮影:ジェイムス・オザワ