風呂もトイレも「使う時だけ」換気扇を点ける夫。湿気や匂いが嫌なのでずっと点けていたいのですが、電気代がかさむでしょうか?
浴室の換気扇を切るデメリット
浴室はトイレ以上に湿気が多いため、換気扇を短時間で切るとカビが発生しやすくなります。入浴中だけ換気扇をつければ、浴室内の湿気は外部に逃げると思っている人もいるでしょう。 しかし、入浴後も浴室内には湿気がこもっているため、すぐに換気扇を止めてしまうと浴室内の湿度を十分に下げられないのです。浴室内にカビが発生しやすくなるだけでなく、家の木材にまで傷みが広がる恐れもあるため注意しましょう。 浴室の湿気対策をおろそかにすると、家の寿命を縮める可能性も高まってしまうのです。換気扇には、浴室内の嫌な臭いを外部に逃がす役割もあります。換気扇を短時間で切ると、排水口点近から発生した悪臭が浴室内にとどまりやすくなり、換気扇のスイッチを入れても取れにくくなるため要注意です。
トイレや浴室の換気扇は24時間つけっぱなしがおすすめ
トイレや浴室の換気扇は、基本的には24時間つけっぱなしを推奨します。トイレや浴室の換気扇を短時間で切ると、臭いやカビの原因となるため注意しましょう。最悪の場合は家の老朽化にもつながります。 最新機種の場合、トイレや浴室の換気扇を24時間点けっぱなしにしても、電気代は月々数十円~数百円程度で済みます。換気扇を短時間で切ることで発生するデメリットを考えると、24時間点けっぱなしにしたほうがお得でしょう。 出典 Panasonic FY-08PFRY9VD 公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会 よくある質問 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部