干し柿作り最盛期 飛騨・美濃伝統の「伊自良大実柿」使用 岐阜・山県市
中京テレビNEWS
岐阜県山県市で、特産の渋柿を使った干し柿作りが最盛期を迎え、柿がカーテンのように吊るされる光景が広がっています。 軒先にカーテンのように吊るされたオレンジ色の干し柿。 山県市平井にある佐野敬二さんのお宅では、飛騨・美濃伝統の「伊自良大実柿(いじらおおみがき)」を使った干し柿作りが最盛期を迎え、連日作業に追われています。 収穫された渋柿の皮を一つ一つ丁寧にむき、3個を竹串に刺して10段分を紐で結び、軒先に吊していきます。 初冬の冷たい風に20日間ほど天日干しにして、あめ色に変わると渋みが抜けて、食べ頃になります。 生産者 佐野敬二さん: 「やはり皆さん集まっていただいて、正月に家族で食べていただくのが一番」 年末までに約1万個が作られ、贈答用などとして販売されるということです。