【MLB】マリナーズが下位チーム相手に痛恨の5連敗を喫して貯金2に 2年ぶりのプレーオフ進出に暗雲
【マリナーズ2-7パイレーツ】@PNCパーク
日本時間8月18日、ア・リーグ西地区で首位アストロズを3ゲーム差で追う2位マリナーズは、敵地PNCパークでのパイレーツ3連戦の2戦目を迎え、2対7で敗戦。タイガース、パイレーツと下位チームを相手に痛恨の5連敗を喫し、今季最大13あった貯金が2まで減ってしまった。パイレーツ先発のベイリー・フォルターが6回途中8安打2失点で6勝目(7敗)を挙げ、5番手のデービッド・ベッドナーは22セーブ目を記録。マリナーズ先発のルイス・カスティーヨは6回途中5安打4失点とピリッとせず、12敗目(10勝)を喫した。 【動画】パイレーツのアイザイア・カイナー=ファレファが8号先頭打者アーチを放つ 前日の試合で10連敗中のパイレーツに白星を献上してしまったマリナーズは、1回表の先制機で無得点に終わると、その裏に先発のカスティーヨがアイザイア・カイナー=ファレファに8号先頭打者アーチを被弾。2回表にビクター・ロブレスのタイムリーで追いついたが、4回裏にラウディ・テレズの10号2ランで勝ち越された。5回表にホルヘ・ポランコのタイムリー二塁打で1点差としたものの、6回裏にブライアン・デラクルーズのタイムリーで再び2点ビハインドに。7回裏にはジャレッド・トリオロの5号ソロ、ジョーイ・バートとテレズの連続タイムリー二塁打でダメ押しの3点を追加された。 日本時間6月19日の時点で2位アストロズとレンジャーズに今季最大の10ゲーム差をつけていたマリナーズだが、アストロズの猛追に遭い、後半戦開始直後には一時的に首位の座から陥落。その後、熾烈な首位争いを繰り広げていたが、日本時間8月14~16日のタイガース3連戦で痛恨のスイープ負けを喫し、アストロズが8連勝していたこともあって一気に差を広げられてしまった。10連敗中だったパイレーツにも2勝を献上し、あすの最終戦を残して3連戦の負け越しが決定。2022年以来2年ぶりのプレーオフ進出に向けて苦しい状況となっている。