ロッテ・荻野貴司、2000万円ダウンの年俸7000万円にも「チームへの貢献度として自分では納得しています」
ロッテの荻野貴司外野手が28日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、2000万円ダウンの年俸7000万円でサインした。 今季は右足腓腹(ひふく)筋の筋損傷で一時戦線を離脱し、80試合に出場して打率2割7分9厘、1本塁打、15打点。試合数、打率は昨年の数字を上回ったが、荻野は「やっぱり1年間働けなかった。試合数もそうですけど、チームへの貢献度としては自分では納得しています」と反省した。 プロ16年目の来年は10月21日に40歳の誕生日を迎える。「本当に入団当初からケガが多くて、ここまでできるとは思っていなかった。リハビリとかすごく助けてもらった。いろんな人に感謝しながら、体が動かなくなるまで頑張っていきたいと思います」。今季は代打など試合途中からの出場が多かった。「今まである程度レギュラーとして14年間出させてもらっていた。今年は代打とか代走とか、守備で途中で出たりとか、また新しい経験ができたので。いろんな人の気持ちとかっていうのが分かり、いい経験ができたなと思います」と振り返った。 来季に向けては「(先発で)試合に出たいっていう気持ちはありますけど、チームとの兼ね合いもありますし。自分の体の状態もありますので、自分で役割を探しながらやりたい」とベテランらしい抱負を述べた。(金額は推定)
中日スポーツ