トレンドマイクロ、インターポールの作戦支援 サイバー犯罪関与の41人逮捕
セキュリティーサービス大手のトレンドマイクロは22日、国際刑事警察機構(インターポール) が世界的な捜査でサイバー犯罪に関与した疑いのある41人を逮捕した作戦で、犯罪で用いられたIPアドレスやサーバー情報を提供するなど作戦を支援したと明らかにした。 インターポールは4~8月、世界95カ国の法執行機関と共同で「オペレーション・シナジアⅡ」と呼ばれる作戦を展開。関連が疑われるIPアドレス約3万件のうち、76%に当たる2万2000件を削除した。 トレンドマイクロは、犯罪で使われたとみられるIPアドレスの分布図や、サーバー上で配布されたマルウエア(悪意あるソフト)の分布図などを提供。7月中には、作戦参加国の捜査官20人に対し、マルウエア分析などについて専門的なトレーニングを行ったという。
電波新聞社報道本部