ノンスタ井上、当て逃げ事故不起訴処分受け会見(全文1)逃げたわけではない
お笑いコンビ「NON STYLE」の井上裕介さんが昨年12月、タクシーに当て逃げしたとして、道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで書類送検された事故で、不起訴処分となった井上さんが7日夜、都内で記者会見した。深々と頭を下げ、「軽率な行動がみなさまにご迷惑をかけた」と涙を流しながら謝罪した。 「井上の人生も僕の人生の一部」ノンスタ井上さん会見、相方の言葉に涙
不起訴の報告
井上:この度は寒い中お集まりいただき、誠に申し訳ございません。この場をお借りしまして被害者の方にあらためておわびしたいと思います。また、世間をお騒がせしファンの方々やお仕事の関係の方々に多大な迷惑とご心配を掛けてしまい、深くおわびいたします。誠に申し訳ございませんでした。 記者:井上さん、頭、上げてください。 記者:井上さん。 記者:井上さん。 記者:今回、不起訴処分ということに。 井上:私が昨年12月11日に事故を起こしてしまったことにおきまして、きのう検察庁から発表があったように不起訴になりました。本来ならば、すぐにご迷惑を掛けた方々に直接、謝罪したかったのですが芸能活動の停止、自宅謹慎ということもありまして直接、ご迷惑を掛けた皆さまに謝罪することが遅くなってしまい、誠に申し訳ございません。処分が出たこのタイミングで会社と話しまして、こういう場を設けさせていただきました。よろしくお願いします。
どのような事故だったかのか
記者1:不起訴処分になったということですけれども、去年の12月なんですけれども、どのような事故があったのか井上さんのほうから報告していただけますか。 井上:目の前のタクシーを追い抜こうとしたときに僕自身ひょっとしたら当たったのではないかなという感じはあったのですが、どこか自分の都合のいいように解釈してしまい、当たっていないのではないかと思い込んでしまい、その場を離れてしまいました。 記者:事故はどのように起こったんですか。 記者3:〓********0446〓当たったのかなというふうに思ったんでしょう。 井上:感覚といいますか。運転してまして、なんか少し違和感を感じたといいますか、おかしいなっていう感覚がハンドルから伝わったので、ひょっとしたら当たったのではないかなという。 記者2:音はしなかったのでしょうか。音は。 井上:音はそんなに。聞こえなかったといいますか、もう車内、音が流れていたのもありまして、そこまではっきり明確な音は僕自身、認識はできなかったです。 記者2:それは同乗者の方も一緒だったんですね。 井上:同乗していた武智くんが、うっすらそういう音聞こえたみたいで、当たったのではないかと僕に言ってきて降りて確認にしたほうがいいんじゃないか。言っていただいたにもかかわらず、僕自身、自分の都合のいいように当たっていないんじゃないかと思って、すぐ確認することを怠り、その場を離れてしまいました。本当にすぐに、最初に当たったのかもしれないと思ったときに確認しなければいけなかったですし、そういう軽率な行動が本当たくさんの方にご迷惑を掛けてしまったと思いますし、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。 記者4:接触したのは交差点の手前だったんですか。 井上:はい? 記者4:交差点の手前で接触。抜きに掛かって接触という形なんですか。 井上:交差点の手前ぐらいです、はい。 記者4:交差点の右折レーンに止めて様子を1回見たということらしいですが。 井上:その交差点の手前で追い抜こうとしまして、それで当たったのかもしれないな。でも僕自身、都合のいいように解釈してしまい当たっていないのではないかと思って走行を続け、で、その先の信号で気持ち的に武智くんに当たったんじゃないか、確認したほうがいいんじゃないかと言っていただき、少し動揺してたのもありまして、右折レーンのほうに入って。で、後ろに、その相手のタクシーが止まった際、本当に最初に当たったときに僕が、当たったかもしれないと思ったときに確認しなかったのが良くなかったのですが、後ろに、その相手のタクシーの方が止まったときに、僕が勝手にもし当たっていたのであれば後ろのタクシーの運転手の方が降りてこられるだろう。この先で止めて、ちょっと話し合いしましょうかとかおっしゃってこられるだろうと、僕が都合のいいように思ってしまい、そして後ろのタクシーから、そういう動きもなく、クラクションを鳴らされるであるとか、降りてこられるということがなかったので、あ、やっぱり当たってなかったんじゃないかなと自分の都合のいいように思い込んでしまい、その場を離れてしまいました。