亀田興毅、電撃移籍も日本で試合のできない公算大
移籍してもボクサーライセンスがなければ、今までの状況と何も変わらない。経験も豊富で人格的にも信用のある大竹氏を立てた新規のジム申請が、その経営形態が変わらぬことを理由に東日本協会に却下された時点で、亀田ジムサイドも、移籍に関しての条件を再確認していたはずだが、なぜ認められない可能性の高いジムを移籍先として選んだのか理解に苦しむ。条件にあった移籍先のジムが見つからず、悩んだあげくの苦渋の選択だったのかもしれないが、亀田興毅の「日本で試合をしたい!」という願いは、ユナイテッドジムへの移籍では叶いそうにない。そうなると、条件に沿うジムへの再移籍を模索するしかないが、そうなると、もう時間切れで、河野×亀田戦も宙に浮くことになる。 (文責・本郷陽一/論スポ、アスリートジャーナル)