他球団が欲しがる!? 戦力外となった主力クラス(4)広島で5年連続1軍出場ゼロも…?
オフシーズンに突入した2024年のプロ野球。今年も多くの選手が戦力外通告を受け、野球人生の岐路に立たされている。中には他球団で復活する可能性がある主力クラスもおり、今後の動向から目が離せない状態だ。今回は、今オフに戦力外通告を受けた主力選手を紹介する。
岡田明丈
投打:右投左打 身長/体重:184cm/96kg 生年月日:1993年10月18日 経歴:大商大高 - 大阪商業大 ドラフト:2015年ドラフト1位 2019年を最後に、一軍での勝ち星がなかった岡田明丈も、今シーズンに戦力外通告を受けた。 大阪商業大学では、リーグ戦で最優秀投手賞を獲得する選手に成長。2015年ドラフト1位で広島東洋カープへ入団した。 プロ1年目から先発ローテーション入りを果たし、4勝を記録。同年の日本シリーズでも先発マウンドに上がった。 翌2017年にも先発陣の一角として躍動。12勝5敗、防御率4.00をマークし、広島のリーグ連覇に大きく貢献した。 しかし、2018年は8勝をマークしたものの、防御率5.09と精彩を欠くと、2019年以降は制球難に悩まされ、登板機会が減少した。 2021年にはトミー・ジョン手術を受け、2023年オフに育成契約へ移行。今季はファームで好成績を残し、7月に支配下復帰を果たしたが、一軍復帰は叶わなかった。 その後、オフに戦力外通告を受けた岡田。12球団合同トライアウトでは貫禄の投球を披露したが、獲得球団が現れるか、注目が集まっている。
ベースボールチャンネル編集部