看護師、美大生、元軍人…コンプレックスを乗り越え、マッスルボディを手にしたBEST5【2024年まとめ】
5.「短所だった大きなヒップが長所になった」元軍人がハマった美ボディ作り
韓国には同姓同名が多い。「キム(金)」を筆頭に、「イ(李)」「パク(朴)」「チェ(崔)」「チョン(鄭)」など名字が限られており、名前をつけるにあたって“音”を重視するため、かぶりやすいのがその理由だ。例えば女子プロゴルファーのイ・ジョンウンも5人以上もいて、区別するために「イ・ジョンウン1」「イ・ジョンウン2」といった具合に表記するほど。 韓国のフィットネス界にも同姓同名の“マッスル美女”がいる。今回紹介するイ・スジがその人だ。以前に本欄で紹介した“ハガネのママ”もイ・スジという名前だが、今回紹介するイ・スジには“hipzzzy”というニックネームがある。 「まだ完璧ではありませんが、自分の体の部位の中で最も気に入っているヒップと、私の名前である“スジ”を組み合わせ、ちょっと可愛らしくするために、語尾がジからジィ~になりました。ファンたちがつけてくださったニックネームです」 仁川(インチョン)にあるフィットネス・スタジオに務めるマネージャーでありながら、インスタグラム(@hipzzzy)のフォロワーは10万人を超える彼女。ボディメイクに興味を持ち始めたきっかけは、ボーイフレンドだった。 「ウェイトトレーニングをはじめて、かれこれ13年ぐらいになります。始めたきっかけ? 当時付き合っていた彼が筋トレ好きで、それを横で見ていた影響もあって自然とジムに通うになりました。気づけばジムが職場になっているのだから、不思議ですよね」 もとは制服を着る職業に従事していたという。制服がある職業と言えばキャビンアテンダントか看護師などが思い浮かぶが、彼女から返って来た答えは意外な言葉だった。