自身初の二桁勝利の10勝目を記録した才木浩人投手（写真：時事）

◇プロ野球セ・リーグ 阪神8-3ヤクルト (20日、京セラドーム) 自身初の二桁勝利となる10勝目を挙げた才木浩人投手。試合後ヒーローインタビューでピッチングを振り返りました。 【画像】6月2日の試合で完封勝利し喜ぶ才木浩人投手 3連敗で迎えたこの日の試合。先発の才木投手が7回（118球）を投げ、被安打3、7奪三振、2四球、無失点の好投をみせ、見事勝利。チームの連敗をストップさせた気持ちについて聞かれると「最高です！」の一言。自身の投球内容については「前回と前々回がひどいピッチングをしてしまったので、今日は何が何でも勝てるようにと思っていたので、結果的にすごいいいピッチングができた」と自身を評価しました。 これまで幾度となくチームが連敗中で回ってきた才木投手。「連敗で回ってくる度に『俺で止めるか！』っていう気持ちでいっているんで、いい結果が出せて良かった」と語ると、インタビュアーから「連敗ストッパーありがとう」と言われ「任せてください！」と力強くコメント。球場から歓声があがりました。 この日、自身初となる二桁勝利の10勝目を挙げた事について「前回とか前々回とか早い段階で10勝目を決められていたんですけど、自分の情けないピッチングでなかなか10勝目いかなかったので、今日みなさんの前で10勝目いけてうれしい」とこれまでの試合も踏まえ、球場に来たファンに感謝を伝えました。 10勝目を記録した記念の“ウイニングボール”が手元にあるか聞かれ「秘密です」と行方を隠す才木投手。しかし「実家に送ります」と両親のためにボールを送ると明かしました。