【速報 ジロ・デ・イタリア2024】面目躍如のフィリッポ・ガンナが区間通算7勝目/第14ステージ
だからこそリヴィーニョ高地トレーニングの地として名を馳せるのだが、意外にも、ジロ本体とは馴染みが薄い。1972年にエディ・メルクスがこの地で名を轟かせて以来、ピンクの一行が立ち寄るのはたったの2回目。また前回2005年もフォスカーニョ→リヴィーニョのセット登坂が取り入れられたが、実は今年のラスト1.85km地点まで上った後、リヴィーニョの町へ下ってのフィニッシュだった。 そのラスト1.85kmこそ、つまり今ステージ最大の売りなのだ。スキー場のスロープに描かれた道なき道。平均勾配は突如として9.8%に跳ね上がる、残り1kmの前後には、500mにわたって、12.7%・最大19%ゾーンの激勾配ゾーンさえ待っている。しかもフィニッシュの瞬間まで、勾配は決して緩まない。 ステージ詳細テキスト:宮本あさか
J SPORTS 編集部
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