「人混みはイヤだ、でも花火は見たい」を叶えるマップが話題! 開発した“地理好き会社員”を取材
“花火が見える場所マップ”について、教育経済学を専門とする慶應義塾大学の中室牧子教授は「経済学の研究でもリアルタイムのデータはよく活用される」と述べた。 「例えば、アフリカなどの開発途上国で『蚊が発生しやすい水溜まり』を特定するためにデータが活用される。なぜなら、蚊は感染症やマラリアを媒介するからだ。つまり、『ここなら花火がよく見えるから行きましょう』とは逆で『蚊が発生してマラリアに感染するリスクがあるから避けましょう』という意図で地図を公開しているのだ。このようにデータを使って、人々の生活をより良くしたり、病気を防いだりすることは今後も多く見られるだろう」 (『ABEMAヒルズ』より)