29歳にしてレス歴3年の夫。14歳から一途に大好きな妻に「断られる」やるせなさの背景を語る【無子社会を考える】
注意していたのに、予想外の3人目の子どもが。そのあと雲行きが怪しくなった
話を聞いてみると、ケンジさんの妻は付き合った当初から性に関しては積極的な方ではなく、夫婦の営みも子どもが目的であったことが大きいそう。一方のケンジさん、客観的に性欲は強い方だと感じているようで、まだまだ妻を抱きたい願望があるようです。 「ちょっと計算外だったのが、実は3人目の子どもができたことなんですよ。もちろん可愛いし大切なんですが、しっかり避妊もしていたので、妊娠したのを知ったときは想定外でマジで驚いちゃいました!」 予定外の3人目ではあったものの、ケンジさんと奥様は夫婦共に子煩悩であり、全く後悔はなかったといいます。 「ただね、避妊していたのに妊娠したことで、3人目を出産してから妻を求めても断られるようになったんです。3歳ですから、もう3年以上ですね。確かに4人目となると、親のサポートがあったとしても今の年収では厳しいのはあるんですけど」 実はケンジさん家族の家から徒歩圏の場所に夫妻の実家があるようで、何かあれば惜しみなくサポートしてもらえる体制があるようです。しかし、ケンジさんの次のひとことはとても珍しいケースであり、考えさせられるものでした。前編ではケンジさんのこれまでのエピソードをご紹介しました。後編では妻との実際のやりとりの内容をお話いただきます。
ライター・夫婦問題研究家 山下あつおみ