ジダンの息子たちは偉大な足跡を辿れるか【ワールドサッカーダイジェストのザ・ジャーナリスティック】
長男から三男までの3人はユース代表歴を持っている
2016年1月の最初の監督就任時に顔を揃えたジダン・ファミリー。右端が次男リュカでその左が長男エンゾ、左端が三男テオでその右が四男エリアズ。偉大な父親の背中を追いかける4人の息子たちの可能性に迫る。(C)Getty Images
ラ・リーガ29節のウエスカ戦でレアル・マドリーのゴールマウスを守ったのは、チームの指揮官に復帰して間もないジネディーヌ・ジダンの次男リュカだった。偉大な父親が残した足跡を4人の息子たちは辿れるだろうか。(文:フランソワ・ヴェルドネ・訳:結城麻里 2019年5月2日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック フランス』を転載) ―――◆―――◆――― レアル・マドリーの指揮官にジネディーヌ・ジダンが返り咲いた。2018年5月末の退団からおよそ9か月後の復帰は、落雷のような衝撃をもたらしている。世界随一のビッグクラブにフランス人レジェンドが舞い戻ってきたのは、チームを再建し、改めて高みへと導くためだ。白い巨人の輝きをいかにして取り戻すか。ジダンの決断や決定一つひとつが、大きな注目を集めている。 R・マドリーの新指揮官はすでに見通しをはっきりさせている。
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