リバプール、本拠地55年間無敗の相手に今季初失点&初黒星…遠藤航は代表明けも出番なし
[9.14 プレミアリーグ第4節 リバプール 0-1 N・フォレスト] プレミアリーグは14日、第4節を各地で行い、MF遠藤航所属のリバプールはノッティンガム・フォレストに0-1で敗れた。今季はアルネ・スロット新監督のもと、開幕無失点の3連勝と勢いに乗っていたが、国際Aマッチウィーク明けの一戦で初黒星。遠藤はベンチ入りしたが、出番はなかった。 【写真】「スタイル抜群」「目のやり場に困る」“勝利の女神”のアウェー遠征に反響 リバプールは国際Aマッチウィーク前の9月1日に行われた前節のマンチェスター・U戦(◯3-0)と同じスターティングメンバーを起用。開幕からの好調を牽引してきた主力に期待する形となったが、この日は大半の選手が代表活動明けということも影響してか、攻撃陣が思わぬ沈黙を強いられた。 前半17分、MFライアン・フラーフェンベルフのパスが流れたところにFWルイス・ディアスがなんとか追いつき、ペナルティエリア右からカットインシュートを放ったが、これは左ポストに直撃。同19分にはMFアレクシス・マック・アリスターが右足アウトサイドでクロスを送り、FWディオゴ・ジョタがボレーで合わせるも、これがGKマッツ・セルスにキャッチされる。 さらに前半37分、セットプレーの流れから左に開いたDFトレント・アレクサンダー・アーノルドのクロスにマック・アリスターが頭で合わせたが、これもセルスがスーパーセーブ。セルスは直後、ゴール前に高く上がったボールを後逸しかけ、あわやオウンゴールというピンチもあったが、なんとかリカバリーし、前半スコアレスの立役者となった。 すると0-0で迎えた後半27分、N・フォレストが試合を動かした。MFモーガン・ギブス・ホワイトのポストプレーから右サイドを途中出場MFアンソニー・エランガが駆け上がると、ロングフィードがMFカラム・ハドソン・オドイに入り、カットインを開始。DFコナー・ブラッドリーを振り切りながら右足シュートを放つと、ファーポスト脇に突き刺さった。 リバプールはさらに後半40分、GKセルスのロングキックをFWジョタ・シルバに空中戦で制され、エランガに裏に飛び出されると、シュートはなんとかGKアリソン・ベッカーがセーブ。なんとかビハインドを1点にとどめた。だが、攻撃が機能しないままタイムアップ。アンフィールドでのN・フォレスト戦では1969年以来55年ぶりという屈辱的敗戦となった。