出雲大社周辺で交通規制、初詣客による渋滞緩和で…一畑電車の駅周辺に無料駐車場
出雲大社(島根県出雲市)の初詣客による渋滞を緩和しようと、出雲市などでつくる「大社交通渋滞対策実行委員会」は31日夜から、周辺で交通規制を実施するほか、主要交差点や周辺駐車場に警備員を配置するなどの対策に取り組む。
規制は31日午後10時から各地で実施。宮内交差点では2025年1月1~4日の各日午前9時~午後4時、稲佐の浜から 勢溜(せいだまり)交差点へ向かう東行き車両の右左折が禁止される。
1~3日の午前10時~午後5時には、第一駐車場に400台が駐車できる浜山公園と道の駅「大社ご縁広場」の間で、無料のシャトルバスを20分間隔で運行する。このほか、一畑電車の利用を促すため、雲州平田駅や川跡駅周辺にそれぞれ310台、約410台の無料駐車場を用意する。
さらに1~4日には、約2000台分の無料駐車場を確保し、島根県や市、出雲観光協会などのホームページで、出雲大社周辺の渋滞や周辺駐車場の満車状況を随時紹介する。また、市は今後の交通対策に充てるため、神門通りなどの店舗や駐車場で、1台あたり200円の交通対策協力金を任意で募る。