恒例の1000kmチャレンジで明らかになった充電性能! 長距離走行が多いひとにはメルセデス・ベンツEQEはアリなEVだった
2)湾岸長島PA下り→加古川北IC(折り返し)→湾岸長島PA上り(150kW級急速充電器)
・走行距離:411km ・消費電力量:78%→5% ・平均電費:6.2km/kWh(161Wh/km) ・外気温:29℃~27℃ ・充電セッション:5%→23%(14分) すでに折り返し地点を超えました。1000kmチャレンジの最長区間での平均電費は161Wh/kmと、2360kgの中大型セダンと考えると、想定よりもはるかに電費がいいと感じます。411kmを充電残量73%で走り切ってしまうEQE、やはりアウトバーン育ちは伊達じゃないです。 他方で、充電セッションで問題が発生しました。充電開始4分程度で充電が突如停止。その後、充電を再開させると、なぜか充電出力が85kW程度と、もともと出ていた115kW程度という出力から低下。よって次の150kW級急速充電器がある浜松SAに到着するギリギリで充電を打ち切り、浜松でフル充電を試みることにしました。
3)湾岸長島PA→浜松SA(150kW級急速充電器)
・走行距離:109km ・消費電力量:23%→3% ・平均電費:6.1km/kWh(164Wh/km) ・外気温:27.5℃~28.5℃ ・充電セッション:3%→31%(16分) 最後の充電スポット予定は浜松SA上りです。150kW級急速充電器を使用して海老名SAまでの充電を入れ切るつもりでした。ところが、途中でEQCが隣で充電をスタート。このABB製の150kW級急速充電器は二台同時充電が可能なものの、二台同時充電の場合、最大電流値が200Aに制限されます。つまり、EQEの場合、最大でも70kW程度しか発揮できなくなります。よって、充電セッションを切り上げて、最後の150kW級急速充電器が存在する駿河湾沼津SAまで向かうことにしました。
4)浜松SA→駿河湾沼津SA(150kW級急速充電器)
・走行距離:113km ・消費電力量:31%→7% ・平均電費:5.1km/kWh(196Wh/km) ・外気温:28.5℃~29℃ ・充電セッション:7%→17%(10分) 本当の最後の充電スポットに到着です。120km/h制限区間のみのため、流石に電費は悪化しています。しかしながら大問題が発生。充電出力が80kW程度しか発揮できず、期待どおりの115kW程度は発揮できませんでした。理由はまったくの謎ですが、結果的に浜松SAで入れ切ってしまったほうがよかったことになり、これによってタイムロスが発生。