【プレビュー】巨人のドラ1・西舘勇陽がプロ初先発!絶好調のヤクルト・長岡秀樹、DeNA・梶原昂希に注目、ほか | セ・リーグ | プロ野球
8月23日~25日に開催されるセ・リーグの見どころを紹介。
読売ジャイアンツ vs 中日ドラゴンズ
2位の巨人と5位の中日が対戦。 首位の広島を2ゲーム差で追う巨人は、ドラフト1位ルーキーの西舘勇陽がプロ初先発のマウンドに上がる。開幕一軍を掴んだ西舘は、リリーフで26試合に登板し、防御率3.57で19ホールドをマーク。6月30日の登録抹消後はファームで先発調整を続けてきた。初先発でどのような投球を見せるか注目だ。 一方の中日は、ベテランの福谷浩司が今季初先発。ファームでは15試合(うち先発12)登板、66.1回を投げて4勝2敗、防御率2.44、57奪三振の成績を残し、一軍から声がかかるのを待っていた。この試合で役割を果たし、残りのシーズンの戦力として一軍に定着したい。
東京ヤクルトスワローズ vs 横浜DeNAベイスターズ
最下位のヤクルトと4位のDeNAが対戦。 5位の中日を1ゲーム差で追うヤクルトは、長岡秀樹に注目。ここまで全110試合に出場し、リーグ2位の打率.299、同トップの126安打、6本塁打、49打点の好成績を残している。8月は打率.405、30安打、3本塁打、10打点と絶好調で、月間MVPも視野に入れる。 3位の阪神まで3.5ゲーム差のDeNAは、梶原昂希が好調だ。現在13試合連続安打中で、8月は17試合中16試合で安打を放ち、打率.408、3本塁打、8打点と当たっている。31安打は長岡を上回り12球団トップの数字だ。自身初の月間MVPへ向けて、好調をキープしたいところだ。
広島東洋カープ vs 阪神タイガース
首位の広島と3位の阪神が対戦。 着実に勝ち星を積み上げている広島は、玉村昇悟が先発。玉村は今季9試合で54回を投げ、3勝3敗、防御率2.67、42奪三振と好投。7月30日、8月12日といずれもDeNA戦で2試合連続完投勝利を挙げるなど好調だ。今季4勝目を挙げ、まずは自身の白星を先行させたい。 2位の巨人まで3ゲーム差としている阪神は、故障から復活した髙橋遥人が先発。3年ぶりの一軍登板となった8月11日の広島戦では、5回4安打無失点、7奪三振の好投で勝利投手となっている。この試合でもチームを勝利に導き、逆転優勝へ向けて大きな戦力となりたい。