【令和の米騒動】“米不足”供給復活も…価格高騰 生産者「慌てなくてもお米はある」
女性(40代): 娘に最近お弁当を作る機会があったんですけど、その時にお米がないので、パックご飯で代用したりとかっていうものでなんとかしのいできた。 【写真10枚】“米不足”供給復活も…価格高騰 生産者「慌てなくてもお米はある」 画像で見る 米店に買いに来た女性: 1週間前に1日で8軒回ってなかったんです。 街で聞かれた「お米がない」という声。“令和の米騒動”とも言われ、8月から続く“コメ不足”…。 お米の販売事情を探るべく、「めざまし8」は9月9日、東京・練馬区内のスーパーやお米の専門店を回ってみました。
米不足改善の兆しも…「3割くらい高い」
取材スタッフ: 今、練馬駅前のスーパーを見てきたんですけど、お米ありましたね。 練馬区内のスーパー4店回ったのですが、そのうち2店が、お米がない状態でした。 確認した30店舗のうち、お米が売られていたのは25店舗。5店舗で売り切れとなっていましたが、約8割のお店でお米が買える状況に戻っていることがわかりました。 練馬区で米店を営む店長は…。 米の店こいずみ 店長: うちお米入れる問屋(納入業者)っていうのは決まってるんですよ。その問屋さんとの私たちは一年間を通じての商取引なんですよ。絶対お客さんには間に合わせないといけないっていう気持ちがあります。 練馬区にあるスーパー「アキダイ」でも、米の供給は9月に入って戻ってきているといいます。 スーパー「アキダイ」秋葉弘道社長: (米の状況は)変わりました。まずですね、注文したらどんどんどんどん入荷するようになっています。今の段階ですと、注文したら例えば50袋頼んだら、50袋来るっていう状態です。 明日から茨城県産のコシヒカリも入ってきますし、こないだまでは千葉県産のコシヒカリの新米を販売していましたけど。お米自体はちゃんと入荷してきているってそんな状況ではありますね。 しかし…。 スーパー「アキダイ」秋葉弘道社長: 値段が上がり過ぎている状態って普通じゃないんですよ。大体この価格としても3割ぐらい高いんですよ。需要が通常のおそらく5倍くらいですからこんなに消費されているわけないんですよ。5倍消費しているかっていったらしてないんで、お店に並んでないのは異常に売れすぎてるからなんですよ。食べているからではなくてストックしてるんで、この後逆に余っちゃうと思うんです。 多くの人が、「食べるため」ではなく、「ためるため」のお米を購入している可能性があると指摘する店主。