「心も体も元気でいたい」77歳の料理家・栗原はるみが毎日笑顔でいられる理由
料理家・栗原はるみさんのパーソナルマガジン『栗原はるみ』の最新号は、読むだけで元気になれる一冊。体を作るたんぱく質がしっかりとれ、体にいい食材を使った「健康レシピ」や、日々笑顔でいるための心がけ、毎日食べたいスープのレシピをまとめた別冊付録、愛用しているスニーカーの特集など、盛りだくさんです。 【写真からレシピページにリンクします】「これってどうやって作るの?」料理家・栗原はるみのおいしそうな料理の数々 栗原さんに最新号の見どころや、雑誌に込めた思いについて、『栗原はるみ』の編集長・片岡が聞きました。
自分の思いを、脳に言い聞かせて
――雑誌『栗原はるみ』第8号が発売となりました! 皆さんから、「お元気すぎて、とても77歳とは思えない」と言われる栗原さんの健康の秘訣を紐解いた号ですが、うれしいことに今回も、多くの方に手に取っていただいているようです。 うれしくなりますね。おかげさまで77歳の今も40代、50代のときと同じように動けています。まだ、坂も走れるんです。 ーー本当にすごいです! 夏休みも終わり「疲れたな」と感じている方にもぜひ読んでいただきたいですね。 そうですね。実は、私は健康でいるためにいちばん効果的なのは、「脳に言い聞かせること」だと思っているんです。 ーーそれは「気合い」とは違うものなのでしょうか? 少し違うかな。自分の思っていることを、脳に聞いてもらっている、という感覚です。 「今の肌の状態が保たれますように」と脳に言い聞かせて保湿を心がけるようにしたり、「こうでありたい自分」を強く思い描いているんです。朝起きる時間やスケジュールを大まかに決めて、毎日の習慣を崩さないように、すごすようにもしています。 ーー今号ではまず「元気のもとは、健康ごはん」で、栗原さんが普段食べている食事を紹介しています。やはりトマトが多いですよね! トマトを食べない日はほとんどないんです。 私がいちばん贅沢しているのは、トマトかもしれません。おやつのように食べることもあります。 すぐに食べられないときは冷凍しておいて、すりおろしたりトマトソースにアレンジしたりするとおいしいので、皆さんもぜひやってみて。前号で、レシピを紹介しています。 ーー今回のメイン特集「元気のもとは、健康ごはん」では、肉・魚・卵などの「しっかりとりたい、たんぱく質」のお料理を特集しています。お肉って、たくさん食べるのが大変なイメージがありますが……。 私はもともとお肉をたくさん食べるほうではないのですが、今回ご紹介している「サイコロステーキ 七香味のせ」は、ひと口大に切って食べやすいようにしました。 香味野菜やハーブを使ったり、他の料理にも展開できるレシピを考えたので、ぜひ作ってもらいたいです。 ーー「塩麹ハム」を厚めに切って作る「ロースハムカツ」、すごくおいしかったです。また、どうしても固くなってしまう印象のあるレバーですが、甘辛煮も紹興酒漬けも、やわらかくてびっくり! 「砂肝とレンズ豆のしょうが炒め」も絶品でした。掲載サイズは小さいのですが、編集長としてぜひ皆さんに見逃さないでもらいたいレシピです! 砂肝は焼き鳥で食べるくらい、という方が多いですが、実はスライスするだけですぐにできます。