イスラエル、シリアに攻撃継続-ダマスカス近郊まで戦車侵入か
米国や英国を含む主要7カ国(G7)はそれでも、法の支配と宗教的・民族的な少数派が尊重される限り、シリア新政府を支持する意向を表明している。G7以外にもカタールは既に反体制派と接触している。
週内に発表される予定の声明案によると、G7は「シリア統治で役割を担いたいと考えている全ての反体制グループが、全てのシリア人の権利に責任を負うことを期待している」と表明。声明内容は依然として変更の可能性がある。G7はまた、アサド政権時代に国を逃れた数百万人に及ぶシリア人の安全な帰国を呼び掛ける見通しだ。
事情に詳しい関係者によると、カタールは過激派組織「イスラム国」(IS)のような組織が、過渡期にあるシリアで地盤を固めることがないよう、HTSと早期に連絡ルートを確立した。
シリア国営テレビが報じたところによれば、反体制派はムハンマド・アルバシール氏に暫定政府の樹立を任じた。アルバシール氏はエンジニアでHTSが2017年に設立した疑似政府のトップ。
原題:Israel Steps Up Airstrikes, Sends Troops Deeper Into Syria (3)
G-7 to Endorse Syrian Transition as Qatar Reaches Out to Rebels
Israel Setting Up Threat-Free Defensive Zone in Southern Syria
(抜粋)
--取材協力:Dan Williams.
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Omar Tamo