消費量は“世界2位” たまご好き日本 またも鳥インフルエンザが…価格はどうなる?【#みんなのギモン】
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27日のギモンは「たまご好き日本 価格どうなる?」です。 今回は、食卓に欠かせない「たまご」について徹底的にみていきます。
■日本人の「たまご」消費量は?
まずは、日本人がどれだけ「たまご」が好きなのか。去年1年間の国民1人あたりの「たまご」消費量について、各国を比較すると、日本は世界で2番目。年間で1人あたり「339個」食べていて、世界で2番目に「たまご大好きな国」だということになります。1日1個弱は食べているという計算です。(※2022年主要国1人あたりの消費量 IEC統計を基に鶏鳴新聞社で集計 ) そこで27日は、次の2つのポイントを中心に詳しく解説します。 ●人気の「たまご料理」 1位は? ●たまご価格 どうなる?
■今年一番人気の「たまご料理」は?
まずは、人気の「たまご料理」を見ていきます。 今年1番人気の「たまご料理」はなにかというと、今年8月に行われた、全国の20代から60代に聞いた「たまご」に関するアンケートによれば、5位は「親子丼」、4位は「オムライス」、3位は「チャーハン」、2位は「ゆで卵」、一番人気は「目玉焼き」でした。(※今年8月・全国の20代~60代に調査/キユーピー「たまご白書2023」より/複数回答可) 1位の「目玉焼き」と、2位の「ゆで卵」は料理というより「たまご」そのものですが、複数回答で約3分の2の人たちが選んでいたといいます。しかも、「目玉焼き」は5年連続1位で、年齢が高くなるにつれて、好まれる傾向があったそうです。 調査をしたキユーピーに理由を聞くと「目玉焼きが一番簡単で、手間がかからないからではないか」という答えが返ってきました。
■「目玉焼き」には何つける? 何と食べる?
意見が割れるのは、「目玉焼きに何をつけて食べるのか」という点です。一晩論争になりそうなテーマでもありますが…人がやっているのを見て「えっ!?」と驚く場合もありますよね。 一番主流だったのは「しょうゆ(59.8%)」です。複数回答の答えとして一番多かったそうです。 もう1つ、「目玉焼きのお供に一緒によく食べるものは何ですか?」という質問もありました。5位は「麺類(4.9%)」、4位は「肉(12.9%)」、3位は「野菜(18.4%)」、2位は「パン(39.8%)」、1位は「ご飯(64.2%)」という結果になりました。「目玉焼き」には「パン」より「ご飯」という人が多いことがわかります。 この質問は3年前から取り始めてずっと「ご飯」の方が多いそうです。「目玉焼き」に「しょうゆ」をつけて食べることとなじみはよいのかもしれません。 そして、女性と男性を比べた時に、実は女性の方が「塩・こしょう」という答えが多かったそうです。どちらかというと、女性の方が、洋風の食べ方をしているのではないかとの分析結果でした。