【箱根駅伝】早大 下級生躍動で7年ぶりトップ5の4位 有望新人も加入予定 花田監督「総合優勝を」
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝・復路(2025年1月3日 神奈川・箱根町~東京・大手町の5区間109・6キロ) 早大が復権への足掛かりをつかんだ。7年ぶりのトップ5となる総合4位。優勝候補に挙げられた国学院大と10区終盤まで3位を争い、花田勝彦監督(53)は「うまくピークを合わせることができた。ただ3強に入るためには本当の実力がないと駄目。区間賞を狙えるような力を付けないと」と語った。 往路では5区・工藤(2年)が3位に押し上げ、復路でも課題だった6区で山崎(2年)が区間5位と踏ん張るなど下級生が躍動した。今春には昨年12月の全国高校駅伝1区で日本人最速28分43秒で区間賞を獲得した八千代松陰高の鈴木琉胤(るい)、3区で区間賞の佐久長聖高の佐々木哲らが進学予定。指揮官は来年へ向け「総合優勝を目指してやっていかないと駄目かなと思う」と見据えた。