埼玉で不審火6件相次ぐ 住宅全焼、県警が関連捜査
埼玉県で4日未明、住宅や店舗が全焼する不審火が相次いで5件起きた。1日未明にあった住宅火災を合わせ、いずれも半径3キロほどの圏内で発生しており、県警は放火の可能性も視野に関連を調べている。 県警によると、4日午前0時20分ごろ桶川市加納でビニールハウス3棟が燃えた。約1時間後には、約2キロ離れた同市小針領家で木造2階建ての住宅が全焼。住人の無職尾崎好博さん(56)が避難する際、手に擦り傷を負った。 午前2時5分ごろには、さらに約1.7キロ先の伊奈町小針新宿でトタン製の物置が全焼した。 久喜市菖蒲町菖蒲では午前4時過ぎ、木造2階建ての理容店と住宅が全焼する火災が2件起きた。