「シティ版のリンガードになりつつある」なんて批判も…… グリーリッシュに《1年間ノーゴール》の屈辱迫る
マンCでの最後のゴールは昨年12月……
今夜プレミアリーグではマンチェスター・シティVSマンチェスター・ユナイテッドのダービーマッチが行われる。イングランドと世界を代表する伝統の一戦ではあるが、両チームとも絶好調とは言い難い。 特に王者マンCの停滞は予想外で、現在5位と優勝争いから遅れている。その戦いぶりから多くの選手が批判を浴びているが、英『Football Fancast』が注目したのがMFジャック・グリーリッシュだ。 仮に今夜のゲームでグリーリッシュが得点を決めなかった場合、同選手は実に1年間マンCでゴールを決めていないことになるのだ。 最後にグリーリッシュがマンCの選手としてネットを揺らしたのは、昨年12月16日に行われたクリスタル・パレス戦まで遡る。それ以降は全コンペティションを合わせても得点がなく、今季も無得点の状態が続いている。 元よりグリーリッシュは得点を量産するタイプの選手ではないものの、それでも1年間ノーゴールは問題だろう。やや失礼な表現ではあるが、同メディアはグリーリッシュのことを「シティ版のジェシー・リンガードになりつつある」と批判している。 マンUで長くプレイしたリンガードは、重要な存在になった時期もあった。しかし2019年にはプレミアリーグ無得点に終わる屈辱も味わっていて、同メディアはその時のリンガードと現在のグリーリッシュを重ねているのだ。 グリーリッシュの場合、2021年にマンCへ1億ポンドの移籍金で移籍している。3冠達成に貢献するなど活躍もしてきたが、それでも現在の影響力低下は受け入れられないだろう。現在はチーム状況にも問題があるが、果たしてグリーリッシュはもう一度評価を上げられるか。
構成/ザ・ワールド編集部