ゾノトーン、シリーズ最上位のバイワイヤリング対応スピーカーケーブル「Granster SP-8800」
前園サウンドラボは、Zonotone(ゾノトーン)ブランドの “Gransterシリーズ” からバイワイヤー対応スピーカーケーブル「Granster SP-8800」、およびジャンパーケーブル「ZJP-G10」を9月上旬より順次発売する。長さのラインナップと価格、発売時期は以下の通り(表記いずれも税込)。 【画像】完成品は2.0mm(ペア)で121,000円から ■「Granster SP-8800」(スピーカーケーブル) 9月上旬発売 ・2.0mペア(Y×2/B×2):121,000円 ・2.0mペア(Y×2/B×4):133,100円 ・1.0m切売り:12,100円 ・40m巻:484,000円 ※標準完成品(2.0m)のほかに1.0mより0.5m間隔での長さ調整のほか、両端バイワイヤリング仕様や、端子種別の変更についても特注で対応する。 ■「ZJP-G10」(ジャンパーケーブル) 9月下旬頃発売 ・0.15m(Y-Y×4):22,000円 Granster SP-8800は、バイワイヤリング接続に適したケーブルとして「6NSP-Granster7700α」の後継モデルに位置付けられる。前モデルから芯の構造を刷新し、4芯同一構造ではなく高域側と低域側の芯線を分けることで、より高域の伸びやかさ、優れたS/N感、解像度感を高めたとする。 バイワイヤリング仕様の場合、1芯あたり低域側は3.5sq、高域側は2.0sqの導体サイズで設計。シングル仕様の場合は、5.5sqの特太サイズでの対応が可能。これによってバイワイヤリング接続のほか、デュアルアンプ接続やシングル接続の際にも対応できるという。ケーブル直径はφ14mm。 導体素材には超高純度6NCu、高純度無酸素銅線PCUHD、高純度無酸素銅OFCに加えて、JIS規格による品質基準に準拠した電子管用無酸素銅「C1011」を採用。4種素材を独自の比率でハイブリッドして搭載している。迫力のあるエネルギー感や中低域の力感とともに、音場のスケール感の描出にも優れるとアピールした。 完成品には厚手のロジウムメッキによるオリジナル端子をネジ止め設計で搭載。シングル使用時はYラグ端子「LUGY-8.5」相当端子ならびにバナナプラグ「LUGB-8.5ST」相当端子を、バイワイヤリング使用時は「LUGB-5.5Rhシリーズ」相当端子を装備する。 ZJP-G10は、エントリーグレードとしてはブランド初となるジャンパーケーブル。導体構成には、超高純度6NCu、高機能純銅線HiFC、高純度無酸素銅線PCUHD、高純度無酸素銅OFCの4種素材を独自の比率で配合して採用。ブランドならではの “ピュア&エネルギー&迫真のプレゼンス” を遜色なく体感できるとした。 ケーブル外径はφ5.0㎜、導体サイズは3.5sq、端子にオリジナル24金メッキYプラグを備える。Yラグ先端サイズは内径8.0㎜/外径14.0㎜。
編集部:松原ひな子