ドコモのahamoが20GB→30GBに増量でも料金据え置き! 本当にお得か他社プランと比較してみた
ahamo 大盛りプラン(月110GB)は他社と比べどのくらいお得なのか?
次に、月110GBで月額4,950円の「ahamo 大盛り」を他社の料金と比較してみましょう。 まず、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は無制限で月額3,278円(家族適用時は月額3,168円)です。音声通話もRakuten Linkアプリを使えば無料でかけ放題になりますよ(15分かけ放題は月額1,100円)。 次に、基本料金無料のpovo2.0のデータトッピング「使い放題(7日間)12回分」が9,834円です。これは7日間×12回=84日間(約3カ月)なので、1カ月(28日)の料金は無制限で3,278円ということになります。 povo2.0のトッピングには、ほかにも「300GB(90日間)」が9,834円で提供されています。こちらは1カ月(30日)あたり100GBで料金は3,278円になります。ahamo 大盛りより10GB少ないですが、その分、1,000円ほど安いのは見逃せませんね。 とはいえ、これらのトッピングに5分かけ放題は含まれていませんので、5分かけ放題トッピングが必要な人は別途月額550円で追加することになります。
なお、ドコモの「eximo(エクシモ)」は、月3GBを超えると無制限となり月額7,315円で利用できますが、割引条件をすべてクリアすると、無制限でも月額4,928円になります。もちろん、すべての割引をクリアできる人は限られると思いますが、この場合は無制限でahamo 大盛りよりわずかに料金が安くなることは覚えておきましょう。 いかがでしょうか? 今回は月10GBもデータ通信量を増量したahamoの料金プランについて紹介しました。他社の格安SIMなどと比較すると、必ずしも最安値ではないことがお分かりいただけたと思います。 ただし、スマホのプランは料金の安さだけでなく、通信速度や安定性、サポート体制といった要素も重要です。とくにahamoは海外ローミングが追加料金なしで利用できるメリットなどもありますので、実際に乗り換えるときにはよく調べてみましょう。 ※文中の価格はすべて税込みです。 ※料金は24年9月19日現在のものですので、今後、変更される場合もあります。
すずきあきら