“大混戦”のB組はモロッコが首位でGS突破! アルゼンチンは2位通過で決勝トーナメントに進出
パリオリンピック2024(パリ五輪)・グループB第3節が30日に行われた。 全チームが1勝1敗の勝ち点「3」で並び、運命の最終節を迎えたグループB。初戦を落としながら、続く第2節で白星を獲得したU-23アルゼンチン代表は、U-23ウクライナ代表との一戦に臨んだ。前半はこう着状態が続いたが、時間経過とともに互いがチャンスを創出。しかし、どちらも得点には至らずハーフタイムへと突入する。そんななか、後半立ち上がりの47分にアルゼンチンが先制。鋭いカウンターからティアゴ・アルマダがピッチ中央をドリブルで持ち運び、鮮やかなミドルシュートを叩き込んでアルゼンチンがリードした。後半アディショナルタイムにも1点を加えたアルゼンチンが、2-0でウクライナに勝利している。 また、別会場で行われたU-23モロッコ代表とU-23イラク代表の一戦は、19分にスコアが動く。モロッコのアクラフ・ハキミがドリブルでボックス内に侵入し、華麗な個人技で複数の相手選手を引き付けながらクロスを供給。ゴール前で待ち受けていたアミール・リチャードソンがヘディングでネットを揺らして先制点を挙げた。攻勢を強めるモロッコは、28分にアブデ・エザルズリが左サイドを突破。味方が合わせたヘディングはDFにブロックされたが、スフィアン・ラヒミが押し込んで追加点を決めた。その後も1点を追加したモロッコが、3-0でイラクを下した。 この結果により、首位U-23モロッコ代表と2位U-23アルゼンチン代表の決勝トーナメント進出が決定。両者ともに準決勝ではグループAの突破国と激突する。なお、開催国であるU-23フランス代表が所属するグループAは、全4チームに決勝トーナメント進出の可能性が残されている。 【スコア】 ウクライナ 0-2 アルゼンチン モロッコ 3-0 イラク 【グループB順位】 1位:モロッコ(勝点6/+3) 2位:アルゼンチン(勝点6/+3) 3位:ウクライナ(勝点3/-2) 4位:イラク(勝点3/-4)
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