宮司愛海らフジテレビアナウンサー6人が初の短編小説集を執筆 料理をテーマにした物語
フジテレビアナウンサー6人が執筆した短編小説集(タイトル未定、徳間書店)が2025年3月3日に発売されることが21日、分かった。 「料理」を共通テーマに物語を書き、1冊の本にまとめる。同局アナが短編小説集を出版するのは初めて。執筆したのは安宅晃樹(31)、佐々木恭子(52)、島田彩夏(50)、谷岡慎一(37)、西山喜久恵(55)、宮司愛海(33)のアナウンサー6人。 執筆に初挑戦した宮司アナは「小説はじめ本を読むのが昔から好きで、『いずれは書く側にまわってみたいなあ』と思っていましたので、企画を聞いて『このタイミングしかない!』」と参加を決意。自身の作品は、ロールキャベツを作り続けてしまう独身OLが主人公の一晩の物語「もやもやのロールキャベツ」。職場のストレス、恋愛関係、将来への不安など、悩みがつきない女性は、ぼやきつつ、時に自分に突っ込みながら丁寧にロールキャベツを作る。作るのに手間がかかり、キャベツで包まれ中が見えないロールキャベツはまさに自分のようだと。もちろん、ロールキャベツを作るだけで人生は好転しないが、その晩の料理は、主人公を明るい将来へ導く存在となる|。 宮司アナは「作中に出てくる“ロールキャベツ”は実際に私もよく作る料理で、数回作っていくうちに会得したコツや隠し味なども盛り込みました。レシピにも注目していただきたいです」とアピールした。 【参加アナウンサーと作品】 ★安宅晃樹アナ「満天のハンバーグ」 「4歳の息子に、日々、絵本の読み聞かせをしています。子供が大きくなったときに『この本はパパが書いたんだよ』と言ったら驚くかな・・・?という思いと、小さい頃から文章を書くことが苦手だったので、苦手克服に絶好の機会だと思い参加を決意しました。料理をすることは好きで、頭の中でいろいろなイメージをするも、そこから物語としてどう落とし込んでいくかに苦労しました。最後まで読んだ後、『あの描写はこういうことだったのか』という要素をいくつか盛り込んだので、ぜひ再読してもらえるとうれしいです」 ★佐々木恭子アナ「カレーリレー」