ＩＯＣ会長選挙に初の日本人、国際体操連盟の渡辺守成会長…サマランチ・ジュニア氏も
【パリ＝平地一紀】国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）は１６日、トーマス・バッハ会長（７０）の任期満了に伴い、来年３月に行われる次期会長選の立候補者７人を発表し、国際体操連盟（ＦＩＧ）の渡辺守成会長（６５）が名を連ねた。日本人の立候補は初めて。
他の立候補者は、世界陸連のセバスチャン・コー会長（英）、フランス・オリンピック委員会と国際自転車競技連合（ＵＣＩ）の会長を務めるダビド・ラパルティアン氏、サマランチ元ＩＯＣ会長を父に持つフアン・アントニオ・サマランチ・ジュニア氏（スペイン）、ジンバブエ出身の競泳金メダリストで、唯一の女性のカースティ・コベントリー氏ら。
立候補者は来年１月の会合で、ＩＯＣ委員らに自らの構想を説明する。委員らが投票する会長選は、３月１８～２１日にギリシャで開かれるＩＯＣ総会で実施される。
