岩手山火山防災研修
IAT岩手朝日テレビ
火山活動の活発化をうけ、岩手山に近い盛岡市の渋民中学校では、生徒の安全を守るための教職員を対象とした防災研修会が開かれました。 渋民中学校は、岩手山の山頂から14キロほどの所にあるため火山防災の取り組みに力を入れています。 23日は岩手大学地域防災研究センターの越谷信客員教授を講師に招いて行われ、教職員17人が参加しました。 研修会では、「2月下旬に岩手山の噴火警戒レベルが3から5に引き上げられた」という想定で、生徒の安全をどう守るかを地図上でシミュレーションしました。 参加者は、雪が降っていた場合避難に時間がかかることなど、様々なケースを想定しながら安全で最適な避難の方法を確認していました。 渋民中学校では、来年2月ごろには生徒を対象にした研修会を実施することにしています。