FCVだけなんてもったいない! ホンダはなぜ世界一売れているCR-Vのe:HEV仕様を国内投入しないのか考えてみた結果……
威風堂々。イケメンな新型CR-Vをホンダファンはもっと楽しみたい!
「自動車産業ポータルMARKLINES」の無料公開コンテンツを見ていたら、自動車メーカー別販売台数(2023年版)データに目が留まる。トップは無論トヨタグループ。続く2番手がVWグループでアライアンスを組まない日本メーカーとしてホンダが8番手でした。いずれ日産やミツビシとの提携話しも進むのでしょうが、7番手フォードグループとは4万台も開きがありません。健闘しているといえるでしょう。 この記事の他の画像を見る
続いてモデル別販売台数見ると、カローラ/カローラクロスが170万5881台でトップ。単独2位がテスラ・モデルYで135万7613台。で、肝心のホンダはCR-V/Breeze合わせて84万3208台でランキング5番手に。さらにシビック/シティが74万3855台で7番手というランキング。ベスト10に2車種(兄弟車を合算)もランク入りしているのでした。単独で見れば世界一売れたホンダ車がCR-Vということ。
かつて日本でも抜群の知名度を誇り、また登録台数も多いCR-Vですが、現在は水素で走るFCVしか販売されていません。主戦場たる北米では最高出力190hpの1.5L直4ターボ搭載車3グレード、2L直4ベースのe:HEV搭載車3グレードが発売中。スペック見る限りメカニズムはまんまZR-Vなんです。
CR-Vの北米価格はエンジン車が3万100~3万5000ドル、e:HEV車が3万4650~4万1100ドル。単純に円換算しようもありませんが、日本仕様のZR-Vの価格にちょい足しすれば販売できそうな雰囲気。デザインも押し出し強くワイルドなイケメン。売れてるSUVカテゴリーだけにZR-VとCR-Vの2車種あっても共存できそうな感じなのです。
次にボディサイズを確認。現行型ZR-Vは全長4570×全幅1840×全高1620mmでホイールベースが2655mmです。一方、日本で売られているCR-V(e:FCEV)は全長4805×全幅1865×全高1690mmでホイールベースが2700mm。駐車場の規定サイズによりますが、日本でも十分通じるのではないでしょうか?