大関大の里、初場所へ「準備徹底」 風邪予防と基礎運動「基本をしっかりやること大事」
大相撲の大関大の里が25日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で稽古後に取材に応じ、大関2場所目となる初場所(来年1月12日初日、東京・両国国技館)に向けて「準備」を徹底することを誓った。 【写真】ぶつかり稽古で胸を出す大関大の里 新大関として臨んだ九州場所は場所前に体調を崩したことが響き、9勝6敗と琴桜、豊昇龍の2大関による優勝争いに絡めなかった。その反省から12月の冬巡業では手洗い、うがい、部屋の加湿など予防策に心を砕いてきた。「調整、準備の大切さに気付いた。1月場所は初日まで3週間と長いし寒いので体調管理に気を付けないと。インフルエンザもはやっている」と気を引き締めている。 この日は相撲は取らず、すり足やてっぽうなど基礎運動で汗を流した。「巡業の間は相撲を取る稽古が中心だったので、もう一度、基礎基本をしっかりやることが大事になってくる」と、まずは土台を固め直す考えだ。