来夏で契約満了のバイエルンMFレロイ・サネ アーセナルとニューカッスルが動向を注視
バイエルンは契約延長を希望
バイエルン・ミュンヘン所属のドイツ代表MFレロイ・サネの去就は、同クラブをめぐる話題の一つとなりつつある。現行契約は来年6月末で満了となるが、現在に至るまで契約延長のニュースは発表されていない。 [映像]ブンデスリーガ第3節 キール対バイエルン・ミュンヘン ハイライト 1996年1月生まれで現在28歳のサネは、2020年7月にマンチェスター・シティからバイエルンに加入。主に右サイドでのプレイを得意とするレフティーで、これまでバイエルンでは公式戦123試合に出場して29ゴール35アシストを記録している。 もっとも、バイエルンはサネとの契約延長を望んでいるようだ。同クラブのマックス・エバール取締役はドイツ紙『Sport Bild』の取材に応じ、サネについて以下のように語っている。 「サネの契約は最終年に入っている。そのため、我々は今後数か月の間で将来について冷静に話し合う場を設けることになるだろう。彼がタイトル獲得のためのファクターになることを我々は理解している」 ただし、仮に契約が延長されなかった場合、来年夏にサネは移籍金の発生しないフリー移籍で他のクラブに行けるようになるため、アーセナルやニューカッスルが同選手の動向を注視ていると『Sport Bild』は伝えている。特にアーセナルは今年夏にもサネを獲得候補としてリストアップしていたようだ。 バイエルンは今夏サネと同じ左利きのアタッカーであるMFマイケル・オリーセをフラムから獲得。さらにMFキングスレイ・コマン、MFセルジ・ニャブリらも健在で、サイドアタッカーのポジション争いは熾烈なものとなっている。現在は鼠径部の負傷で離脱しているサネだが、復帰後も出場機会に恵まれない場合は移籍に関する報道が今以上にヒートアップするのは間違いないだろう。
構成/ザ・ワールド編集部