【東海4場新春展望・浜名湖ボート】菊地孝平が地元戦で存在感発揮 勢いなら河合佑樹
東海地区のボートレース4場では恒例の正月シリーズが開催される。浜名湖は12月29日から1月3日。菊地孝平が主役を務める。 中心は菊地孝平。2024年は4月に児島G1・72周年記念、鳴門PG1マスターズチャンピオンでG1連続V。SGグランプリでは初戦に痛恨Fもリズム自体は悪くない。地元戦で存在感を発揮する。 河合佑樹は11月の下関チャレンジカップでSG初優出初優勝を果たし、グランプリ初出場を決めた。さらに次節のG1鳴門71周年記念でも優勝とSG、G1連続V。勢いはボートレース界ナンバーワンだ。服部幸男も最近6か月で7優出2V。当地も最近3節で優出2着、V、優出4着ときっちり成績を残している。谷野錬志はF2後も3節連続予選突破と安定感たっぷり。軽視は禁物だ。 【注目選手】松下一也(41=静岡・91)期 2025年前期適用勝率5・93で2期連続でのA1級キープとはならなかった。それでも11月の当地一般戦では予選トップ通過を果たし、当地での強さを発揮。準優勝戦では差されて2着で優出も、優勝戦では4コースからまくって優勝をもぎ取った。 優勝後のインタビューでは「いい調整ができたので年末も大丈夫だと思います。優勝戦に乗れるように頑張ります」と力を込めて語っていた。気温の低い時期の調整、スタート勘などをつかむことができたのは、地元の強豪相手に大きなアドバンテージになることは間違いない。また、直近4回の優勝は3コースより外から勝利。枠不問の攻撃力は大きな武器だ。
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