ジョーカプチーノ産駒レモンバームが差し切り Mデムーロ「強かったですね」【東京4R・2歳新馬】
13日の東京4R・2歳新馬(芝1400メートル)は、ジョーカプチーノ産駒でMデムーロ騎乗の3番人気レモンバーム(牝・嘉藤)が直線で脚を伸ばし、メンバー最速の上がり33秒9で差し切った。勝ち時計は1分21秒6(良)。 レースは最内枠の1番人気フリッカージャブがロケットスタート。ハナを奪って5ハロン58秒8で引っ張った。勝ち馬は先行集団の6番手外を追走。残り200メートルあたりで一騎打ちの様相になったが、逃げ馬の脚いろが鈍ったところを外からとらえて2馬身半差の完勝だった。 鞍上のMデムーロは「強かったですね。真面目でしたし、外枠は気になりませんでした。スタートを上手に出てくれて、展開もうまくいきましたね。この厩舎、この勝負服で勝ててよかったです」と笑顔をのぞかせた。 近親にバブルガムフェローがおり、調教の動きも抜群で嘉藤調教師が期待を込めて臨んだ初陣。「もう少し前のポジションからかと思いましたが、結果的にはいいレースでした。テンションが高めなので、モマれたときが課題ですね。血統面から距離は千六あたりまでかなと思っています」と同師は将来像を描いていた。
東スポ競馬編集部